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10年ぶりのF1開催は鈴鹿にて
──ホンダ勢をフェラーリが破る
日本でもF1の本格的な継続開催がスタートした1戦。来日したドライバーはアラン・プロスト、アイルトン・セナ、ミケーレ・アルボレートなど、そのキャリアの中で一番の輝きを見せていた時期だった。87年ワールドチャンピオン決定の可能性をはらんだ予選のポールシッターはフェラーリのベルガー、2位はマクラーレンのプロスト。スタートして間もなくプロストはパンクで後退、2位に繰り上がったロータスのセナは3位ウィリアムズのネルソン・ピケを抑え続ける。ベルガーの駆る紅いNo.28はホンダのお膝元「スズカ」を快走していく……。
[1987.11.1/鈴鹿サーキット]